高卒求人倍率３．５２倍！過去最高を更新

厚生労働省の発表によりますと、来春卒業予定の高校生の求人倍率（７月末現在）は３．５２倍となり、統計が残る１９８５年３月以降で最高となりました。バブル期を超える「売り手市場」とはなりましたが、当時と今では企業を取り巻く環境は全く違います。

人口減少による「人材確保」や、終身雇用崩壊からの「定着率」などが大きな課題ではないかと思われます。特に２０１９年に高校を卒業して就職した人のうち、３年以内に離職した人の割合は３５．９％に上りました。（厚生労働省調査）前向きな離職理由もありますが、やはり３年以内という期間は個人的には短いと感じます。

もちろん高校などの就職支援のやり方も見直す必要はありますが、学校側だけでは限界があります。受け入れる企業側も早期の離職を防ぐために人材定着を真剣に取り組む必要があるのではないでしょうか。人材定着の方法は色々ありますが、例えば資格取得支援を行っている企業様を最近良く見られます。その際には厚生労働省の助成金も使えますのでぜひ参考にしてください。

⇩人材開発支援助成金（厚生労働省　参考資料）

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/d01-1.html

⇩高卒求人倍率　過去最高（NHKオンライン　参考資料）

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230916/k10014197931000.html