令和4年度の雇用保険料率が変更になります!!
2022.04.05
新着情報
3月30日、国会にて雇用保険法等の一部を改正する法律案が可決、成立しました。
これを受けて令和4年4月1日から雇用保険料が下記のとおり変更になりました。
【令和4年4月1日~9月30日】
・一般の事業
3/1000(労働者負担) 6.5/1000(事業主負担) 9.5/1000(雇用保険料率)
・農林水産・清酒製造の事業
4/1000(労働者負担) 7.5/1000(事業主負担) 11.5/1000(雇用保険料率)
・建設の事業
4/1000(労働者負担) 8.5/1000(事業主負担) 12.5/1000(雇用保険料率)
【令和4年10月1日~令和5年3月31日】
・一般の事業
5/1000 (労働者負担) 8.5/1000(事業主負担) 13.5/1000(雇用保険料率)
・農林水産・清酒製造の事業
6/1000(労働者負担) 9.5/1000(事業主負担) 15.5/1000(雇用保険料率)
・建設の事業
6/1000(労働者負担) 10.5/1000(事業主負担) 16.5/1000(雇用保険料率)
労働保険の年度は4月から3月までとなっております。今回は年度の途中でも料率改定しています。これに
より給与計算実務では、4月から9月までは労働者負担分は前年度と同じなので現状のままでよいですが、
10月以降からは労働者負担分も変更になりますので注意が必要です。また、労働保険料の確定精算時も年度
の途中で料率が改定しているので、給与計算に関わるシステム会社も対応を考えていかなければならないでしょう。
これから我々の業界も労働保険料の年度更新の時期に入ります。年度更新は、人を1人でも雇えば必ず1年に1
回行う手続きになります。これらの手続き等で何かご不明な点がございましたら、いつでも弊社までお問い合わ
せください!
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