最低賃金５０円引上げ！全国平均1,054円へ

厚生労働省の諮問機関である中央最低賃金審議会は、

２０２４年度最低賃金改定の目安を全国平均で１，０５４円（現在は１，００４円）とする決定をしました。

毎年更新しているような印象ですが、上げ幅は過去最大で、都道府県の経済実態に応じた３つのグループの

いずれの増額目安も５０円とされ、地域間格差は比率の面で縮小していく形となっております。

⇩厚生労働省参考URL「令和６年度地域別最低賃金額改定の目安について」

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41785.html

 

適用は例年通り１０月の予定です。

最低賃金に近いパートタイマーの方を雇われている事業主様は、今から給与額のシミュレーション等準備を

進めていきましょう。月給者についてももちろん適用されますので、自社の平均月所定労働時間に新しい最

低賃金時給額を乗じて事前に確認してみて下さい。

最低賃金の対象となる手当の確認も併せて必要となります。精皆勤・通勤・家族手当等は対象外となるため

注意しましょう。

⇩厚生労働省参考URL「最低賃金の対象となる賃金」

https://www.mhlw.go.jp/www2/topics/seido/kijunkyoku/minimum/minimum-12.htm