芸能従事者の健康診断促進 受診低迷、協会が支援策
2025.05.12
新着情報
- 「日本芸能従事者協会は、加入する俳優やスタッフ等が健康診断を受けやすくなるよう支援する仕組みを作りました。
業界の多くをフリーランスが占め、過労死とみられる突然死も起きておりますが、2023年に実施した調査結果では
3割が健診を受けておりませんでした。東京や愛知等の約10の医療機関と提携し、今後、地域拡大も目指すとしています。」
この記事を拝見して率直に感じたのは、フリーランス法(昨年11月に制定)は芸能界にも影響が大きいということです。
我々の業界では、「偽装請負」に抵触するかどうか、労働基準法の「労働者」に該当するかどうか、(アマゾンの事例参照→https://coki.jp/article/news/49938/)という論点に着目する事が多いですが、芸能界は「健康」や「ハラスメント」に
重点を置いてフリーランスを保護する傾向にあります。
「日本芸能従事者協会」(https://artsworkers.jp/business/)のHPを拝見しますと、
芸能従事者が任意で加入できる「労災保険」等が整備されており、芸能界でも少し形は違いますが、フリーランスを保護する
同じ様な流れになっていると個人的には感じました。最近の芸能界では、自殺やSNSでの誹謗中傷が一層多いです。我々の
見えづらい業界でも日々同じような「人と人」との課題はあるのではないでしょうか。
- ☟東京新聞「芸能従事者の健康診断の促進 受信低迷、協会が支援策」記事
https://www.tokyo-np.co.jp/article/400364
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