２０２５年度　中小企業の半数が賃上げ予定！

日本商工会議所の調査（全国１９３２社が回答）によると、２０２５年度に賃上げを予定している企業は計４８．５％でした。賃上げ予定の企業のうち、業績の改善を伴わない「防衛的な賃上げ」は７割弱を占めました。「人材確保のために賃上げせざるを得ない」といった声が上がっております。また、給与総額（賞与を含む）の引上げ率を訪ねると「３％以上」との回答が４８．３％でした。

この「３％以上」は公に日本商工会議所の調査結果で公表されている内容であり、賃上げ（ベースアップor定期昇給）の１つの目安になってくると思われます。また我々も日々顧問様とお話している中で、どの業種に置いても「人手不足」は共通の課題だと痛感しております。売上を上げ、生き残りをかける企業にとって重要な、「人」という時代背景に沿った調査内容だと感じました。

個人的には、人材確保の手法は給与だけではないと考えます。社内風土や福利厚生制度等を各企業が独自で考え、カラーを出していく取組もこれから大事になるのではないでしょうか。

☟参考資料「２５年度に賃上げ、中小の半数が予定　小売業は３割止まり」日本経済新聞記事

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA272RV0X21C24A2000000/?msockid=2f6de572eeb8684a34d0ebcfef2369c1